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手塚雄二(てづか ゆうじ)

1953年〈昭和28年〉2月4日 - 

 

●現代日本画壇を牽引する日本画家・手塚雄二の渾身とも言える風景画を展示・紹介しております

 

1996年の開廊時に個展「月のしらべ」を開催以来、2004年「神の宿り」、2010年「天の彩り」、2016年「月の譜」とターニングポイントで手塚雄二展を企画・開催してきました

 

手塚雄二作品に関しましてはお気軽にお問い合わせ下さい

●手塚雄二 略歴 -biography-

1953年

神奈川県生まれ

 

1976年

東京藝術大学美術学部絵画科日本画専攻入学

 

1978年

東京藝術大学・安宅賞受賞

 

1979年

第34回春の院展に「歌占い」が初入選、以後毎年出品
再興第64回院展に「午後」が初入選、以後毎年出品

 

1980年

東京藝術大学美術学部卒業制作「夢模様」がサロン・ド・プランタン賞受賞
東京藝術大学美術学部絵画科日本画専攻卒業

1982年

東京藝術大学大学院修了制作の「迷宮」が台東区長賞受賞
東京藝術大学大学院修了模写「高松塚古墳壁画」が東京藝術大学買い上げ
東京藝術大学大学院美術研究科(日本画)修士課程修了
東京藝術大学美術学部絵画科日本画非常勤助手に就任

1983年

日本美術院院友推挙

 

1986年

再興第71回院展に「泉」を出品、奨励賞受賞(同87、89年)

1987年

第42回春の院展に「洸」を出品、奨励賞受賞(同88、90、92年)

1988年

第22回現代日本美術選抜展(文化庁主催)に「陽黄」を出品(同90、91、94年)

1989年

第44回春の院展に「慕」を出品、春季展賞受賞(同91年)
再興第74回院展に「潤」を出品、日本美術院賞・大観賞受賞(同90、91年)
日本美術院特待推挙

1990年

大阪警察病院陶板原画「四季の森」制作
前田青邨賞受賞(第9回日本美術院奨学金)
東京藝術大学美術学部絵画科日本画助手に就任

1992年

日本美術院招待推挙
金峯山寺(奈良・吉野)本坊障壁画を制作
日本美術院同人推挙
東京藝術大学美術学部絵画科日本画講師に就任

1993年

再興第78回院展に「落日」を出品、文化庁買い上げ

1994年

第16回日本秀作美術展に「落日」を出品(同02、03年)

1995年

東京藝術大学美術学部絵画科日本画助教授に就任

1996年

手塚雄二・小品展「月のしらべ」(紫鴻画廊)

1997年

再興第82回院展に「海音」を出品、文部大臣賞受賞

1998年

「手塚雄二展」開催(名古屋松坂屋・銀座松坂屋)
画集「眩景」刊行(小学館)

2000年

再興第85回院展出品に「風雲風神」を出品、内閣総理大臣賞受賞
「手塚雄二屏風絵展」開催(福井県立美術館、京都・大阪・名古屋高島屋)

2001年

「天地風雷 手塚雄二展」開催(日本橋三越本店、大阪・福岡三越)

2002年

日経日本画大賞展入賞

2004年

東京藝術大学美術学部絵画科日本画教授に就任
手塚雄二展「神の宿り」(紫鴻画廊)
手塚雄二 新作展(松坂屋名古屋店・銀座店・静岡店)

2006年

「手塚雄二 花月草星展」開催(高島屋/東京・京都・横浜・JR名古屋・なんば)
画集「夜想」刊行(小学館)

2007年

日本画「今」院展(パリ・三越エトワール)

2008年

「光陰 手塚雄二日本画展」開催(日本橋三越本店・名古屋栄店・松山三越店)
日本画家 手塚雄二の作品『YUJI』展(Asian Contemporary Art Fair New York 2008)

2010年

『天の彩り』手塚雄二展 (紫鴻画廊)
「手塚雄二 一瞬と永遠のはざまで」開催(横浜そごう美術館)

2011年

「手塚雄二 一瞬と永遠のはざまで」開催(名古屋松坂屋美術館)

2013年

手塚雄二・深井隆 二人展 「月語り」(紫鴻画廊)

2014年

「憬色ー手塚雄二展」開催(日本橋三越本店・仙台~2015年福岡)

2016年

手塚雄二展『月の譜』 (紫鴻画廊)

2019年

「手塚雄二展 光を聴き、風を視る」開催(高島屋日本橋・横浜・大阪・京都・福井県立美術館)
明治神宮内陣御屏風「日月四季花鳥」を制作
東京藝術大学退官展「退任記念 手塚雄二展」開催(東京藝術大学大学美術館)

2020年

東京藝術大学を退任

2024年

手塚雄二展  雲は龍に従う」開催(日本橋三越本店・福井県立美術館・横浜そごう美術館・名古屋松坂屋美術館)

​この年、東叡山寛永寺根本中堂奉納天井絵「叡嶽双龍」が完成

現在

日本美術院同人・業務執行理事
東京藝術大学名誉教授

東京都美術館運営委員

台東区芸術文化財団理事
福井県立美術館( Fukui Fine Arts Museum )特別館長

師 平山郁夫

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『手塚雄二作品集 雲は龍に従う』
 

ぞくっとした何か、天から降りてきたような何かを、描く

横山大観から連なる日本画の最高峰・院展。その同人でありながら日本画の可能性を信じて挑戦を続ける手塚雄二。圧倒的な美と精神性が宿る風景や花鳥画から、400年前の古木に墨で描かれた6×12mの大作・東叡山寛永寺根本中堂天井絵《叡嶽双龍》まで厳選55点を、平間至の撮り下ろし制作写真とともに、大胆な意匠で魅せる画期的作品集。「絵を描き生きていく」とは…ものづくりを目指すこれからの世代に向けて、本書は画家からのメッセージでもある。

 

定価:3,300円(本体3,000円)

著者:手塚雄二

アートディレクション:シルシ

判型:A4変

総頁:168頁

製本:並製

ISBN:978-4-86152-943-6

 

 

『手塚雄二作品集 光を聴き、風を視る』

伝統美とモダンな感性により花月草星を描き現代に繋がる琳派の系譜を担う画家として新時代の日本画を切り拓く手塚雄二。
その40年の画業を作者自薦の代表作75余点とともに展望する決定版画集。
100年ぶりの奉納、「明治神宮内陣御屏風(日月四季花鳥)」収録!
平間至撮影によるアトリエ風景を織り込み、画家の素顔・技法の秘密に迫ります。

3,000円+税(青幻舎)
判型:A4変
総頁:160頁
ISBN978-4-86152-712-8 C0071

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